2019/03/03 いこいの森スラローム検定  »  フリースタイル基礎競技

1 競技の概要

この競技は、80?間隔に置かれたミニパイロン10個を使い、フリースタイルスラローム競技で主に演技される基礎テクニックを、規定時間内にいくつ実施できたかをポイント制で競う競技です。フリースタイルに挑戦してみるきっかけになってくれれば良いかとの想いから、今回盛り込んだ競技です。

2 競技フィールド

  • 下記図のように配置されたパイロンおよび、スタートラインより構成されます
  • ミニパイロン10個を80cm間隔に一直線上に配置
  • 両端のパイロンから80cm離れた位置に、スタートラインを設置

3 審判員

  • スタートマン:競技の開始および、終了の合図をホイッスルにて行う・・・1名
  • タイムキーパー:競技時間の計測・・・1名
  • パイロンジャッジ:競技者のパイロン通過・不通過の判断・競技技術評価・・・1名
  • キックジャッジ:パイロンキックの計測・・・1名

4 実施テクニックと得点

テクニック名得点(点)
スネーク1
バックスネーク2
ワンフット3
バックワンフット4
クレイジー4
ネルソン5
ダブルクレイジー5
ボルテ6

* 競技で実施されるテクニックは、上記表のテクニックに限定し、表に記載のないテクニックは、無効とします
* 競技時間内で、同一のテクニックの複数回実行は、2回までとします(3回以上の同一テクニックは、無効とします)
* テクニックの動画は、こちらをご参照ください。

5 競技進行

  1. スタートマンにより競技者名をコール
  2. 競技者は、左右どちらかのスタートラインに、ラインを踏まない位置につく
  3. スタートマンのホイッスルの合図で、競技開始(速やかにスタートラインを切ること)
  4. スタートラインを超えて、最初のパイロンを左右のどちらかの足先が通過した時点で、競技時間計測開始
  5. 競技時間は30秒間とします
  6. パイロン10個を通過した時点で、1つのテクニックが実施されたと判断されます(パイロン内での往復による、10個通過は認めません)
  7. 計測開始から30秒を経過した時点で、ホイッスルの合図により、競技終了
  8. パイロンライン内で、競技終了となった場合は、最後のテクニックは、得点に加算されません

6 減点

  1. 競技中のパイロンキック(パイロンサークルから外れるキック)1個につき、0.2ポイント減点します
  2. テクニック実施中にパイロン不通過とパイロンジャッジが判断したミスについても不通過1個につき、0.2ポイント減点とします
  3. ワンフット・バックワンフットにおいて、両足をついた場合は、1回につき0.2ポイント減点とします(3回以上両足をついた場合は、そのテクニックについてはノーポイントとします
  4. 競技中の転倒は、1回につき1ポイント減点します。その後は、転倒位置より競技を再開するものとします

7 順位決定

  1. 競技時間内に、実施されたテクニックの合計得点で、順位を決定します
  2. 同得点の選手が複数いた場合は、減点要素の少ない選手を上位とします
  3. 同得点・同減点の選手が複数いた場合は、より高得点のテクニックを数多く実施した選手を上位とします

* その他、不測の事態により、順位決定が困難な場合は、審判員協議の上、同順位とする場合があります
* 最終決定された順位は、選手からの異議により覆らないものとします

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