150部門トリックジュニア・シニアクラス:
▼参加資格:
- トリックジュニアA … 中学生以下。上級者向けクラス。
- トリックジュニアB … 中学生以下。初級者、中級者向けクラス。
- トリックシニアA … 高校生以上。上級者向けクラス。
- トリックシニアB … 高校生以上。初級者、中級者向けクラス。
申し込み人数が4名を超えないクラスは他のクラスとの統合となります。
▼コース:
150コース…スタートラインから10mの場所に最初のパイロンが置かれ、そこから150cm間隔で計15個の大パイロンが直線状に並べられたコース。
エンドラインは最後のパイロンから3mのラインとする。
通常のソフトパイロンを使用する。
▼ルール:
○審査員:
- JISSA審査員が審査を行う。
○非推奨演技:
予選・決勝トーナメントにおいて、下記のような演技は非推奨(評価が低い)とする。
明確な罰則・減点基準は設けない。
- パイロンを倒した演技。
- レーンから150cm以上離れた場所から再度助走をするような非連続の演技。
- レーンから50cm以上離れた技を使用した演技。
- レーンライン(パイロン同士を結ぶ直線)を通過しないで、2つ以上のパイロンを通過する演技。
○予選:
▽コース:
150コース1レーン
▽滑走順:
日本インラインスケートスラローム協会による抽選で決定する。
抽選結果は大会前日までに公開する。
▽予選演技内容:
滑走は規定演技を行う。
滑走回数は1回とする。
規定演技は下記を守った滑走とする。
- 予選についてはヘルメット着用を必須とする。(スピードを競う競技となるため)
他のプロテクターについては、選手の自己責任による判断とする。 - 2個目から14個目までに、オープンターン・クローズターンが各1回以上含まれること。
- オープンターンとは前方向滑走~オープンスネーク~後ろ方向滑走への変化を指す。
例:参考動画の4番パイロンから6番パイロンの動き - クローズターンとは後ろ方向滑走~クローズターン~前方向滑走への変化を指す。
例:参考動画4番パイロンから6番パイロンの動き
- オープンターンとは前方向滑走~オープンスネーク~後ろ方向滑走への変化を指す。
- オープンターン・クローズターンを行わないパイロンでは、下記9種以外の技を使用してはならない。
- フォワードパラレル
- フォワードスネーク
- フォワードクロス
- フォワードワンフット
- バックワードスネーク
- バックワードクロス
- バックワードワンフット
- オープンスネーク
- オープンクロス
- パイロンキック・不通過はペナルティ(0.2秒加算)となる。
- 規定を満たしていない滑走(オープンターン・クローズターンが入っていない演技)は1つの規定違反につき特別ペナルティ(5秒加算)となる。
▽予選順位:
滑走時間を計測し、速い者を上位とする。
○決勝:
コース:150コース1レーン
制限時間:
Aクラス:15秒
Bクラス:20秒
- 予選の上位16名までを決勝進出とする。
- トーナメント形式で自由演技を行う。
- 予選順位の低い方が先攻となる。
- 先攻、後攻の両者が滑走を行い、複数の審査員が両者のいずれかに投票を行なう。
- 獲得票の多い者を勝者とする。
- 審査員は、両者の滑走における正確性、速度、安定性、難易度、独創性を総合的に判断し、投票を行う。
- 各試合一本勝負とし、決勝戦のみ三本勝負とする。
- 選手はスタートラインから演技を開始し、エンドラインを超えたところで演技の終了とする。
エンドラインを超えてなお演技を継続しようとした場合、コース管理から注意(ホイッスル)が与えられる。
エンドラインを越えずに制限時間を超えた場合、下記の減点とする。
- 決勝戦以外の減点規定
- その滑走への投票を無効とする。(基本的に相手選手の勝利)
- 両選手の滑走が無効となった場合には、両者ノーカウントとし再度滑走を行う。
- 決勝戦の減点規定(3本勝負)
- その滑走への投票を無効とする。(基本的に相手選手の1本獲得)
- 両選手の滑走が無効となった場合には、両者ノーカウントとし再度滑走を行う。
▽表彰:
上位3名を表彰する。
表彰対象者には賞状とメダルが授与される。
副賞(景品)はなし。(協賛品などは参加者全員での抽選会で授与される。)
基本的に同点の場合は、同順位とするが、入賞対象者が同点の場合は順位決定戦を行う。
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