「敗者復活戦(ダブルレぺチャージ方式)」について実例を交えて説明します。
敗者復活戦出場者の選ばれ方
図1のトーナメント表はベスト4が決まるところまでトーナメント戦が終了しています。
ベスト4進出者に直接負けた人だけに、敗者復活戦に出る権利が与えられます。
▼図1:
▼第1~3試合の審査員:
試合(選手) | 審査員 |
---|---|
Aプール (A1~16) | Bプール (B1~16) |
Bプール (B1~16) | Aプール (A1~16) |
今回A1ブロックの例では、「A8」がベスト4に進出したので、
- 「A8」に1回戦で負けた「A7」
- 「A8」に2回戦で負けた「A6」
- 「A8」に3回戦で負けた「A4」
に敗者復活戦に出る権利が与えられます。
他のブロックも同様にA12,A14,A15,B4,B6,B7,B12,B14,B15に敗者復活戦に出る権利が与えられます。
敗者復活戦から3位決定戦出場者決定
▼図2:
▼敗者復活戦の審査員:
試合(選手) | 審査員 |
---|---|
敗者復活戦 (A4,8,7,12,14,15 B4,8,7,12,14,15) | 敗者復活戦に出場権の無い選手 ※準決勝出場者は審査員ではありません。 (A1,2,3,5,9,10,11,13 B1,2,3,5,9,10,11,13) |
敗者復活戦では、各ブロック毎から再度トーナメント形式で試合を進めます。
勝数が多い選手がシードとなります。
今回は図2のよう試合が組まれます。
「A15」と「B15」は、敗者復活戦で勝ち残ったので3位決定戦に進むことができます。
負けた「A12」と「B12」は7位が確定しました。
図2のように、各ブロックのベスト4進出者(A8,A16,B8,B16)と敗者復活戦勝者の2名(A15,B15)が出そろいました。
準決勝の勝者は決勝へ/敗者は3位決定戦へ
▼図3:
▼準決勝の審査員:
試合(選手) | 審査員 |
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準決勝 (A8,A16,B8,B16) | 敗者復活戦に出場権の無い選手 ※準決勝出場者は審査員ではありません。 (A1,2,3,5,9,10,11,13 B1,2,3,5,9,10,11,13) |
ここから準決勝を行います。
「A16」が「A8」に「B16」が「B8」に勝ったとしましょう。
「A16」と「B16」は決勝戦進出です。
「A8」と「B8」は3位決定戦へ出場となります。
3位決定戦はプールを入れ替えて
▼図4:
▼3位決定戦の審査員:
試合(選手) | 審査員 |
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三位決定戦 (A8,A15,B8,B15) | 敗者復活戦に出場権の無い選手 ※準決勝出場者は審査員ではありません。 (A1,2,3,5,9,10,11,13 B1,2,3,5,9,10,11,13) |
図4のようにプールを入れ替えて、準決勝で負けた「A8」と敗者復活戦で勝ち上がった「B15」、同じように「B8」と「A15」が戦います。
勝った2人が3位、負けた2人が5位となります。
「B15」が「A8」に勝ち、「A15」が「B8」に勝ったとしたら、「A15」と「B15」が3位、「A8」と「B8」が5位となります。
最後に決勝戦
▼図5:
▼決勝戦の審査員:
試合(選手) | 審査員 |
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決勝戦 (A16,B16) | 決勝戦へ出場しない選手 (A1~15 B1~15) |
最後に決勝戦を行い、試合終了です。
結果は、1位「B16」2位「A16」3位「A15」「B15」となりました。
結局「A15」は1回戦「A16(準優勝者)」に負けましたが、3位になりました。
このように、「敗者復活戦(ダブルレペチャージ)」とは、トーナメント初期で負けても、その相手が準決勝に進出すれば、入賞できる可能性があるというシステムです。
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